(社)日本BMK美健協会 代表
JATA本部講師 大澤 訓永
私自身、適正・筆記・実技試験という過程を良い緊張感の中で受験したのを思い出します。 日本の国家資格受験に比べ豪州の試験はより実践的なスキルが求められる為、受験を通して現場に活かせる世界水準のスキルを得た価値はとても大きいなものでした。
日本の試験では科目にはないコミュニケーションや経営・マーケティングの科目、国際水準のカルテ・衛生・カウンセリング・マナー法・・・この経験は現在の私のとても大きな財産になっています。
現在は本部講師/技術監修として、テスト対策での指導と試験の評価官を務めておりますが、多数に渡る資料を読んでもオーストラリア政府の基準はより実践的で素晴らしいものです。
今までの受験者の方々を見ていても、試験を通しての成長には目を見張ります。そして、そのまま現場に取り入れ活躍・繁栄している方も多く見ます。
数年前より日本の医療費が40兆円をも超え、止まらない増加をたどる中で、整骨・治療院の激増、健康保険報酬の削減、自費店舗への移行の加速、リラクゼーション店舗の激増、激安店の増加・・・さらにその流れの中で閉店する店舗。この流れは今なお更に加速しています。
私達は患者様・お客様から、治療家・施術家・セラピストとして、『選ばれる事』の必要性が問われています。
その為に重要な3つの事。
1)受験の過程での国際水準による技術・知識の自己成長。
2)②海外ライセンスを取得しているという、お客様への安心感。
3)「国際ライセンス取得者」としての施術に対する自己意識。
この3つを持つ事で『信頼』につながり、それは『ファン化』につながります。
あなたが、今、人の身体を触れる事を業としているのであれば、必須の道と感じます。